名作RPGのスマホアプリ版「ファイナルファンタジーXV PE」アプリ紹介/プレイ動画
全世界出荷本数810万本という日本が誇るRPG「FINAL FANTASY XV」のポケットエディション版。ハイパーリアリズムで描かれるコンソール版と違った、かわいいデフォルメキャラでFF15の世界を冒険しよう!
PS4やXbox Oneなどで発売されたファイナルファンタジーシリーズのナンバリングタイトル15作目の「ファイナルファンタジーXV」。とてもリアルな映像表現で作られたコンソール版でしたが、スマホアプリ版のポケットエディションではまるで絵本のような極度にデフォルメされたキャラクター、世界観で描かれています。ストーリーや音声などはそのままに、スマホアプリならではの表現と操作性で最適化されています。
PS4版はプレイしました。ストーリーに若干の粗や無理やり感はありましたが、映像グラフィックやアクションなどはとても楽しめました。前半にシリーズ初のオープンワールドを導入しているという点でも目新しさもありましたし、仲間のAIたちとの会話ややり取りなど、擬似的に旅をしている体験ができて、結末に向けて悲壮感のある話に感情移入をして、ラストは思わず涙してしまいました。
ただそれはコンソール版の機能をふんだんに使って、プレイをしていく中でFF15の世界に入り込めたからであって、ストーリー自体が全て完成された傑作だったからというわけではありません。ストーリーだけ見るとなんじゃそりゃな展開も多く、DLCも良い部分はあったんですが、どこか後付感もあってやはり最初から盛り込んでおいて欲しかったなという感想になってしまいます。
ポケットエディションは、FF15で良かったと思う部分のほとんどを捨てています。操作は単純でわかりやすいですが、グラフィック体験もAIもオープンワールドもありません。このデフォルメキャラでは感情移入もできず、ストーリーの粗が引き立ってしまいます。ストーリーも章ごとに分かれているんですが、無料なのは1章だけで他の章は購入が必要です。ポケットエディションでFF15が気になった人はコンソール版をプレイしてみて欲しいですが、このポケットエディション自体に宣伝効果以外の価値があるとは思えないので、課金するには高いように思います。
- 可愛らしい世界観!
- 操作も簡単でFF15を体験!
- 1章ごとに課金が必要
- FF15の良い部分が台無し